京都サイクルフェスタでロードバイクに試乗してきました

去る12/23に開催された「第3回 京都サイクルフェスタin宝池 2ndSTAGE」に参加してきました。自動車教習所を使った自転車のイベントです。なんと言ってもメインは試乗会。教習コースを試乗車で走り回ることができるのです。これは良いアイデアだな〜。と思ったので、事前申し込みしておきました。

13時前に会場に着くとプレゼント抽選会の真っ最中。特に当たる気配はなく試乗会参加料500円を払い、試乗会の時間を待ちます。当日はかなり冷え込みましたが、暖房の効いた教習所のロビーで快適に待つことができました。

一通りロードバイクの乗り方は分かっているつもりなので、30分前から始まる初心者講習はスルーしたのですが早めに集合場所に下りて後半部分だけでも聞いていると勉強になりました。初心者なのに調子に乗ってすいませんでした。

で、いざ試乗スタート。各メーカーのテントで好きな自転車が借りられます。事前に股下を測ってもらい、サドルの高さが書かれたシールをヘルメットに貼り付けるので、サドルの調整もスムーズです。ただ、このサドル高に合わせてもらうとちょっと低めでした。もしや自分で思ってたより足が長い!?

最初にいきなり現行モデル最高峰の一つであろうPINARELLO DOGMA 2(フレームセットで\578,000)に乗ってみました。これは何というか乗せられてる感? 大きな背中に乗っているような感覚に。自分ではこの自転車の本領を発揮させることは無いであろう事が分かりました。まあ買えないし……。

次はがんばれば手の届く範囲ということで、カーボンバイクが欲しかった頃に目を付けたTREK Madone3.1(完成車で\189,000)に乗ってみます。うむ。これで何の問題もないな〜。これが買えれば十分だな〜。という印象。

ただクロモリが欲しくなっていた管理人としてはクロモリに乗ってみたい。けどキョロキョロしても大部分がカーボンバイク。やっぱり時代はカーボンかー。と思いながらうろつくと、Cannondale CAAD10(一番安い105完成車で\199,000)を発見。アルミロードの最先端という評判のバイクです。でもアルミは固くて乗り心地が〜などと思いつつ試乗すると、乗り心地がよくカッチカチでお尻痛いという感じは全くなし。

スタッフさんに聞けば、チューブの形状が工夫されているとのこと。チェーンステーが極端に平べったく、横方向には固いが縦方向は適度に衝撃を吸収するとのこと。なるほどね〜。金属の種類だけでは決められないなと思ってきました。

自力で見つけられた中では唯一のクロモリバイク、MBK Club-Racer(フレームセットで\285,000)。乗る前にスタッフさんと話しましたが、クロモリだからどうという事じゃなくってまず乗ってください。ということを言われ、それはそうだと試乗。初心者がちょっと乗っただけではほとんど何も分からないんだけど、「クロモリのバネ感」の片鱗は感じたかも。これもかなりの高級品だからな〜。

あとバイクによっていろんなコンポーネントが付いているのも面白かった。操作方法がメーカー毎に違う。シマノは大体分かってたのですが、カンパニョーロのシフトチェンジに最初は戸惑いまくり。SRAMの1本のレバーを押し込む角度でアップ、ダウンを区別する方式はすぐ慣れたし、もしかしたら一番便利かも? ただ、まあ買うならシマノかな。

途中、雪もちらつく中でしたが汗をかくほど試乗できたので満足です。サイクルモードの大行列に比べたらかなり好きなように乗れます。

ただ、どんなロードバイクを買うかという意味では悩みが深まってしまった……。とりあえず素材だけで決めるのはやめることにしました。ハッキリ言って安物を避けてドロップハンドルとデュアルコントロールレバーならなんでも良いような気がしてきた。さて、どうしようかな〜?