ペダルをSpeedplayにするぞ〜(まだ届いてません)

この写真はなんでしょうか。これはSpeedplay(スピードプレイ)というビンディングペダル用のクリートカバーです。ちょっとまた衝動買いをしてしまったので、ここに至る経緯を書いてみたいと思います。ちなみにSpeedplay自体はまだ手元に届いてませんので、使用レポートは後日ということで。

ビンディングペダルSPDSPD-SLって?

SPDとは「シマノペダリングダイナミクス」の略。シマノにはSPD-SLというタイプの製品もあります。SLは「スーパーライト」の略です。大まかに言ってSPDはマウンテンバイク向け、SPD-SLはロードバイク向けです。

SPDはシューズ側の金具(クリート)が小さく、靴底より奥まっているので歩きやすいのがメリットです。SPD-SLはクリートが向きだしで、あまり地面を歩くことは考慮されていません。その代わりペダルとシューズが大きな面積でかみ合うので、力が入れやすい訳です。

管理人が現在使用しているペダルはSPDという規格のPD-A520です。これは「ロードバイク向けのSPDペダル」という微妙な立場の製品です。でもSPDはマルチリリースタイプという外しやすいクリートが使えるし、歩きやすいので機嫌良く使っています。素晴らしいです。だがしかし……。

ロード向けビンディングペダルはそんなに良いの?

ネットで自転車ネタを見ていると「SPDからSPD-SLに変えたけど元のSPDに戻したという話はほとんど聞かない」との声が。管理人はSPDで満足しているのに、それに戻れないぐらいSPD-SLっていいの? と気になり始めました。こうなったら我慢なりません。SPD-SLについていろいろ情報を収集し始めました。

ビンディングペダルは複数のメーカーが発売しており、ロード向けペダルもSPD-SLだけではありません。SPD-SLはその名の通りシマノですが、他にもLookTIMESpeedplayというメーカーがメジャーです。シマノSPD-SLは鉄板なんでしょうけど、何となく人と同じなのもな……。あと歩きづらいのもやっぱりつらいな〜。どうしようかな〜。

Speedplayならいろいろ問題がクリアできそう?

シマノ、Look、TIMEは実績もあるし問題なく使えそうなのですが、Speedplayは新興メーカーで製品もかなりじゃじゃ馬っぽい。しかし、多くのトッププロが使用してたりと勢いがあるようです。

ペダルに表裏がないのが良さそう。SPDは両面にビンディングが付いているペダルがあってすごく便利なのです。管理人はママチャリに両面SPDを付けており、快適に使っています。でもロード用のビンディングペダルは基本的に片面しかキャッチできません。管理人のCAAD10についているPD-A520もSPDながら片面のため、若干面倒……その点Speedplayは両面OKなのです。

通常、シューズをロックするための機構はペダル側に付いているのですが、Speedplayは逆。シューズ側に付いています。だからペダルの表裏を気にしなくてもOKなのです。ペダルはただのペロペロキャンディーにしか見えません。ただクリートが高価(4,000円強)で、歩くとすぐに傷んでしまうという。歩きやすさ重視の管理人からすると真っ先に候補から外れるはず……なのが冒頭のアイテムで一発逆転してしまいました。

ロード系ビンディングクリートはむき出しなので、歩くためにクリートをカバーするアイテムが存在します。でも自転車に乗り降りする度にクリートカバーを付け外しするのはめんどくさい……。ところが冒頭の「Keep On Kovers」ならクリートカバーをしたまま自転車にも乗れるのです。ペダルとクリートの役割が逆転しているからこそできる芸当! これは楽ちん!

でもSpeedplayにした本当の理由は……。

はい、ホントは「黄緑色があるから」です!(黄緑コーデカテゴリ参照) しかもこれ、単なる黄緑ではなくちゃんとUCIプロチームのリクイガスキャノンデール専用カラーの黄緑なのです。「専用カラー」という言葉に惹かれる世代なんですよね〜。

というわけで届いたら使用レポートします。購入直後はめちゃくちゃはめづらいという話なのでがんばります。

【2012/5/4追記】
届きました。レポートはこちら