BB30の異音を何とかしてもらいました

自転車のペダルが付いてる部分をクランクと言います。このクランクの付け根、フレーム本体とつながっている部分をボトムブラケットと言います。しばらくは2種類程度しかなかったボトムブラケットの規格ですが、ここ数年でいろいろ使われるようになりました。↓の赤丸部分です。


で、CAAD10のボトムブラケットキャノンデールが生み出したBB30という規格を使っています。規格が生まれてから10年は経つのですが、ここ最近ブレイクしていろんなメーカーの自転車に使われています。

じゃあ良い規格なのかというと実はホビーユーザーには評判が良くありません。シマノがBB30に対応したクランクを出していないというのと、「異音」が出やすいという弱点があります。Googleで「BB30」と入力すると関連キーワードとして「異音」が出てくるぐらいメジャーな問題のようです。

ご多分に漏れずウチのCAAD10も異音が鳴り出しました。最初は登り坂でダンシングをしたときなど、大きな力がかかったときに鳴っていました。登り終わって力が入らなくなると鳴り止みます。たまにしか鳴らないので放置していました。

しかし先週ヒルクライムレースに出て、しかも帰り道でゲリラ豪雨に遭ってしまうという自転車にとっても過酷なイベントをこなした結果、登りだろうが平地だろうがクランクを回す限りずっと異音が鳴る状態に。ギシギシ、ギシギシという感じです。中に何かいる? という音量。たまらずサイクリングを中止して、その足で購入店まで自走で行きました。

お店でクランクを外して見てもらうと、中身がドロドロ。ベアリング自体に異常はなさそうということで分解掃除をしてもらうことに。雨の日は乗らないようにしていたのですが3月のサイクリングイベントと、先週のヒルクライムレース帰りのゲリラ豪雨のせいでかなりボトムブラケットに泥が入り込んでいたようです。

きれいにしてもらったあと試し乗りすると異音が消えました! まだ激しい坂は登っていませんが劇的に改善したのは確か。ついでにディレイラーの調整もしてもらって自転車は絶好調に。BB30は付け外しに専用工具が必要なので、ショップに持って行けるならショップに任せましょう。

あれ? これ、レースの前にやってもらえば良かったんじゃないの?


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