ちょびっとだけ引き足を体験 -ハーフトゥークリップ-

ロードバイクでは当たり前の装備になっているビンディング。要はペダルと靴を固定するものです。そうすることによってペダルを踏むときだけでなく持ち上げるときにも力が入れられます。結果、効率良くペダルを回せるというわけです。

ビンディングを使うと世界が変わるらしいのですが、クロスバイクだしもっと気軽に乗りたいなぁ。……すいません。ほんとは立ちゴケが怖いんです。ペダルから足が外れないままこけちゃうことね。もちろん簡単に外れるようにはなっているのですが、焦って外れないままこける、と言う事がまま起こるそうです。

ビンディングを使うには靴も専用の物が必要。ちょっと敷居が高いなぁ。似たような効果があるものに「トゥークリップ」があります、これは足をストラップでペダルに固定してしまうものです。ってどうやって止まるの? 足を後ろに引いてクリップから抜くわけです。これも焦っていると引っかかって立ちゴケしそう……。

と尻込みをしていると、中途半端なクロスバイクにちょうど良い中途半端なアイテムがありました。ハーフトゥークリップというヤツです。これはトゥークリップの浅いバージョンです。フルのトゥークリップは後ろ方向にしか足を抜くことができませんが、ハーフなら側面も空いているのでずらすだけ。

実際に使ってみてもこれが原因で立ちゴケすることはほぼなさそうです。

効果のほどはというと、確実にあります! さすがにビンディングと比べると全然甘いと思うのですが、使ったことないからな〜。すいません。比べられません。でもハーフトゥークリップがあるとないのとではペダルを回すときにかけられる力が違うってのははっきり分かりますよ。

下りるときもクリップに引っかかると言う事はまずありません。どっちかというと乗るときかな。上手くクリップに足をはめるのに最初は手間取りました。走り出してから足元を見るのは危ないので、スッとはめたいものです。

あとVP-700には謎の金属プレートが付いているのですが、アレの用途はハーフトゥークリップと反射板を両方付けるため、だそうです。