ママチャリ改造計画 〜ビンディングペダル導入編〜
- SHIMANO PD-M324 片面SPDペダル 購入価格 £34.36
ロードバイク、クロスバイクを改造しようというとき何から手を付けるか。人によって意見が分かれるとは思いますが、管理人的にはビンディングペダルを推したいです。手軽さと効果から言うとタイヤ交換も良いのですが、ビンディングはエクスペリエンス(これまでになかった体験)の度合いが違います。
なんと言っても漕ぐのがフラットペダルに比べてかなり楽になります。スポーツ自転車とか言っておきながら、ママチャリより「楽」になるんですよ。運動にならないじゃないか。でも一度使うと手放せないというか足放せません。
どういう理屈で楽なのかというと「ペダルの正しい位置に足を乗せておく」ために生まれる肉体面・精神面の負担がなくなります。これが想像以上に楽ちんなのです。ペダルを回すことに集中できます。
もちろん立ちゴケの危険性は0ではありませんので、誰にでもお勧めはできません。でも案ずるより産むが易し的に、使ってみるとほとんど危険は感じません。たいていの人は使い始めたその日に慣れてしまうと思います。最初はとっさに外れやすいSPDのマルチリリースクリートがオススメです。
ウチもCAAD10だけでなく妻用となったMISTRALにもビンディングペダルPD-M520を装着しました。そしていよいよママチャリにも装着する日が来た!
ペダルのネジ規格はロードもママチャリも同じなので、そのまま交換するだけ。ペダルはフラット面とビンディング面を持つシマノPD-M324。これならビンディングシューズを履けないときや、交通事情がややこしくて足を固定したくないときも大丈夫。
靴はロード用のデザインはママチャリに合わなさすぎるので、wiggleでカジュアルな物を買いました。これが後でちょっとした問題になったのですが……。
「かもめ☆チャンス」という自転車マンガで、信用金庫で働く主人公が営業ママチャリにビンディングを付けてロードの練習をするシーンがあります。それが実現できました。
※ママチャリにビンディングについては危険性を認識して自己責任でやりましょう。危険性というのは立ちゴケだけではなく、スピードが出しやすくなる割にママチャリのブレーキがショボいために制動距離が長くなるなど、バランスが悪くなることが考えられます。良い子は真似しないでねってことで。