ヒルクライム練習の名所・勝尾寺に行ってきました

エビホーンMISTRAL時代に一度行った大阪箕面市の勝尾寺。真冬の間は凍結が怖くて行っていなかったのですが、そろそろ大丈夫だろうと行ってきました。CAAD10に乗り替えてから初挑戦です。

勝尾寺は麓の西田橋から勝尾寺前の横断歩道までがヒルクライムの名所となっています。距離4.44km・標高差243mだそうです。ヒルクライム的には「それほどきつくない」と言われていますが、MISTRAL時代は途中で足を着いて休憩しないと登り切れませんでした。

しかし今やCAAD10がある! 100kmライドもこなして当時よりは実力が付いたはず。というわけで目標は大きく「足を着かずに登り切ること!」。……いや一歩一歩確実にね。やろうと。ホントはGPSなどで正確にタイムを測るべきなのですが、とりあえず腕時計で適当に。秒単位の記録が出るわけでもなし。

最初からフロントギアをインナーにしてスタート。開始1分で「もうしんどい……」と思いつつ登っていきます。しんどいながらもMISTRALとは違い、進みはするので心は折れずに登れます。ちょっと勾配がきついと一番軽いギアになってしまいます。後がない!

途中、もうちょっとがんばるぞとギアを重くしたところ、見事に足が攣りました……No〜! と思いながらも足を着かずにが目標なので、自転車の上で伸ばして何とか復活。ペースを保ちつつ登るとゴールが見えました! ただゴール手前は結構傾斜がきついのでゼエゼエ言いながらゴール。

時計を見ると18分をちょっと過ぎたぐらい。どんなもんだろうと帰ってから物のウェブサイトを見たところタイムにより格付けがあるようです。

勝尾寺TT
アスリート端くれ 15分〜
もうすぐアスリート 16分〜
必死のおっさん 17分〜
猿   18分〜
ツーリングおやじ 19分〜
猪   20分〜
豚   21分〜
牛   23分〜
マッコウクジラ 25分〜

「猿」でした……。早く人間になりたいですね。

帰りは下りだから楽ちん……というわけではありません。スピードが出すぎて危ないのです。箕面の道は車も結構走っています。「イケメンは下りが遅い」と言われているので、慎重に走ります。が、途中カーブ前で減速しきれずセンターライン付近まで膨らんでしまい、更に対向車が走ってきました。ぶつかる危険はない距離は保てていましたが、後輪が一瞬滑りました。

結果的にはすぐにグリップを回復してそのままドリフトっぽく曲がれたのですが、後から考えるとタイヤが滑りっぱなしで転倒したら、その上を対向車が通過して肉塊になりかねないシチュエーション。気を付けないと。「イケメンは下りが遅い」を肝に銘じます。