ママチャリ改造計画 〜ビンディングペダル試行錯誤編〜
さて前回の記事でママチャリにビンディングペダルを付けました。しかしどうもしっくりこないのです。理由は分かっています。ビンディングがユルユルなのです。
ユルユルと言っても外れやすいという意味ではなく、「金具がロックされた状態で動かせる範囲が広い」のです。フローティング角が広いと言うんですかね。CAAD10のペダルだと足を少しひねるとロックが解除される(リリースといいます)のですが、ママチャリのPD-M324はかなりひねらないとリリースされないのです。
一度外すつもりで足をひねったのに外れず、再度ひねり直してやっと外れたことがありました。その時は余裕があったから良い物の、とっさの場合だと立ちゴケするかも。
最初は当然ペダルが悪いのだと思ってさっさと別のペダルを買ってみました。シマノのPD-M530です。このペダル、SPDペダルの中で最安ながら両面対応で、踏面も広いのでオススメです。
妻のMISTRALには両面対応のPD-M520を付けていましたが、自分で両面を使ってみてその便利さに感動しました。欠点は重量が重いこと。だから軽さが命のロードバイクであるCAAD10は片面ペダルのPD-A520でがんばります。
ペダルの良さはさておき、フローティング角が広すぎる問題はあまり改善しませんでした。あれれ〜? こうなったら、ということで手持ちのクリートやシューズを取っ替え引っ替え試します。まずマルチリリースクリートであるSM-SH56が怪しいので、シングルリリースのSM-SH51に変更→あまり変わらず。
次にCAAD10で使っているシューズに変更→成功! ほぼ遊びがなくなりました。
なんとシューズが悪かったのか……。海外通販の安物だったからかな。とそのときは思ったのですが、結論としてはそうでもありませんでした。
シューズが悪いと思った管理人はさっさと別のシューズを注文。また海外通販で。しかし今度はシマノの純正シューズです。コレなら大丈夫だろう。そして届いたのがシマノ SH-MT43。早速履いてママチャリに乗ってみると……。
確かに遊びは減ったけど、それでもCAAD10のペダルに比べたら緩いな〜。という感じでした。
正直ここまでの試行錯誤により中古で買ったママチャリの購入価格より多くの予算をつぎ込んでいます。というわけで実験はここまで。遊びについてはこういうもんだと納得することにしました。
何となくスッキリしませんけどね〜。ただすぐに慣れましたし、やはりママチャリといえどもビンディングペダルの効果は絶大です。登り坂もすいすいですよ!