異音解決の一例として・コラムスペーサー交換

ロードバイクと異音は切っても切り離せません。整備が完璧ならおかしな音は鳴らないんですが、乗っている内に変な音が鳴り出します。異音の原因は数多くあるため、特定するのは困難です。

今回ウチのCAAD10から発された異音はハンドルのあたりから。カチカチと音が鳴り出しました。特にハンドルに力を入れたときになります。ヒルクライム中とか。あと路面が凸凹だとそれに合わせてカチカチ鳴ります。精神衛生上、非常に良くない。

CAAD10はアルミ製ですが、前輪を支えてハンドルにつながる「フォーク」はフルカーボン製です。最悪のシナリオとしては、ネジを締め付けすぎてカーボンがひび割れていること。でもトルクレンチを使って気を付けて締めているんで、もしそうだとしたらトルクレンチが狂ってることにもなり被害は甚大です。

一度ハンドルとフォークをつなぐステムを若干緩く取り付けたら異音が収まったことがありました。しかし今回はそれでも収まらない。

という状況でハンドル付近を見ていると違和感が。何かおかしい……。ん? ステムの高さを調整するコラムスペーサーの模様がおかしくないか? CAAD10のコラムスペーサーは(無駄に)カーボン製なのですが、模様の規則性がないような。これって割れてるんじゃ無いの?

ハンドルに力がかかりすぎたのか、ヘッドキャップを締め付けすぎたのか、どうもスペーサーの表面が割れているのが異音の原因っぽい。というわけで、アルミ製のスペーサー(BBB BHP-36 スペーサー)を買ってきて入れ替えました。

その後まだ本格的な坂は登っていませんが、路面のガタガタだけでなっていた異音は収まっています。バイクの基幹部分へのダメージが原因じゃ無くて良かった〜。というお話でした。

ポイントは観察することで原因が見つかったということでしょうか。一度「もういいや」と開き直ったときに異変に気づいたりするので、諦めずに行きましょう。


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